こんにちは!
あらゆる会社にネットマーケティングを普及させ、日本の幸福度を高めようと企んでいるTAOの寺内です。
ネットマーケティングというと、どうも「楽して儲かる方法」のごときものをイメージされる方が多いようです。
そうでなくとも、「短期間でこれまでの何倍もの結果が出る」と誤った認識をされている方がいます。
そういう方はたいてい今現在うまくいっていないので、とにかく焦っていて、今スグ成果を出したい、儲けたいと考えている方のようです。
最近は「アベノミクス」などと言って景気が良いように聴きますが、果たして中小企業を取り巻く環境は依然厳しいですから、今調子が悪い企業やお店の方は焦ってしまうでしょう。
しかしながら、焦ってはいけません。
焦ったところで、例え今ブログを書き始めたところで明日成果が上がるわけはありません。
ましてや、高額な広告やプロモーションをやろうとしても、すぐにできるものではありませんし、成果が上がる確率が高いわけではありません。
なぜなら、今調子が悪い、業績が悪いというのは、お客様(のニーズ)を捉えられていないということですから、まずはその「お客様(のニーズ)を捉える」ところから始めるしかありません。
これ以外に答えはありません。
広告や販促チラシをうつこと、成果報酬のSEO対策をすることではありませんし、むやみに飛び込み営業や電話営業をすることでもありません。
「お客様(のニーズ)を捉える」というのは、お客様が求めているものを把握するだけではありません。
競合他社の動向からもニーズを捉える事ができますし、自社と比較して何が不足しているのかがわかります。
また、あなたの会社やお店が属する業界の現状と将来の予測からもお客様のニーズはわかります。
新しい製品や商品、サービス、販売方法あるいは流通ルート、まだ今は一部でしか取り扱っていないようなものでも、それがお客様のベネフィット(利便性)となるもの、これまでより「簡単になった」「おいしくなった」などがそこにあれば、それは必ず将来的に業界のスタンダードになり得るからです。
また、お客様も年齢を重ねることによって「世代交代」するかもしれません。
その時、次の世代のお客様の「価値観」は購買に大きく影響するので、今どのような環境で生活をしているのか、流行っているものは何か、それがあなたの会社やお店に関係ないものでも把握しておかないといけません。
言いかえれば、これら「お客様を捉える」ことを常にしておかないと、お客様が減る、調子が悪くなる、業績が下がるのです。
「お客様を捉える」ことこそマーケティングです。
これをしないで、いきなり広告をしたり、いきなりSEO対策に手を出してもうまくいかないということはおわかりだと思います。
「数打てば当たる」という方もいるかもしれませんが、目標となるお客様が明確ではないのですから、その確率は限りなくゼロに等しく、延々と続けることで費用だけかかってしまいます。
今厳しい状況にあるとしても焦ってはいけません。
焦れば焦るほど、自分の首をしめてしまいかねません。
「焦らず急げ」という言葉を以前聞きましたが、その通りです。
焦ってはいけませんが、今厳しい状況にあるのですからのんびりしていてもいけません。
急いで「お客様を捉える=マーケティング」に取組むことです。
今スグ取組んで下さい。