こんにちは!
小さい会社にネットマーケティングを普及させようと企んでいるTAOの寺内です。
前回はアクセス数に関するお話をしましたが、今回はアクセス数を増やす方法についてお話します。
前回アクセス数が大量にあっても訪問してくれる方のニーズとマッチしていなければ意味がないから、内容を検証しながら増やしていくことが大切だということをお伝えしました。
ただ、それでも月間で1,000アクセスを目標にしていきましょう、とお話ししましたが、やってみるとこれが結構難しいことがわかります。
月間1,000アクセスということは、1日平均30以上のアクセスが必要だということですが、超有名な会社でなければ、あなたの会社やそのサイト(ホームページ)の存在を知る人はほとんどいないわけですから、それがどれだけ難しいことであるかは容易に理解できると思います。
前回アクセス数を増やすことをアピールするSEO会社やコンサルティングがいることをお話ししましたが、そのアピールをそのまま鵜呑みにして、高い費用を払ってしまう方がいますが、その大半の方が上記の理由、というより現実問題からアクセスが増えない、あるいは意味の無いアクセスだけが増えてしまったという結果になっています。
さらに、そのように意味の無いアクセスが増えてしまうと、反対に来てもらいたい方のアクセスが減ってしまう、つまり完全にそのサイトのネット上の評価が間違ったものになってしまい、サイトを一から作り直さなければいけなくなることもあります。
では、どのようにすれば優良なアクセスを増やすことができるのでしょうか。
それこそネット上にも、あるいは解説書でアクセスを増やす方法が紹介されていますが、
- 検索数の多いキーワードでの上位表示(SEO対策)
- 優良サイトからのリンクによる流入
- リスティング広告
が基本的な方法です。
ただし、ここでこれらの方法を解説したり、テクニックをお伝えすることはしません。
これまでも何度もお伝えしてきましたが、SEO対策の本質は「マーケティング」ですから、大事なのはこれらの方法やテクニックの以前にまずは現在の事業の「目的」を改めて明確にすることです。
誰の何のための事業、商品・サービスであるのかを明確にすることです。
ここで気をつけて頂きたいのは、以前にもお伝えしましたが、それを自分達だけで考えず、必ず「お客様の声」を聴くことです。
この「お客様の声」というのは既存のお客様はもちろんですが、まだ見ぬ「新しいお客様の声」も確認して下さい。
「新しいお客様の声」は現在のサイトの「アクセス解析」をすることで得ることができます。
ただし、今はアクセス数が少ないという状況にあるわけですから、これからアクセス数を増やす取組みをする中で、日々のアクセスの解析をしっかりと行うということです。
また、既存のお客様の声を聴く時にも改めてサイト(ホームページ)の案内をし、今後アクセスしてもらえるようにお伝えすることでもアクセスを増やすこともできます。
当たり前だ、と思われるかもしれませんが、当然ながら今のままでアクセスして頂くことはできませんから、どのようなサイトであればアクセスしてもらえるかを確認し、その意見を元にサイトを改善させるということです。
そしてこの時のお客様から求められる情報発信をSEO対策に活かすのが、内蔵ブログによる「ブログ型セルフSEO」です。
情報を、検索数の多いキーワードが含まれたブログで発信していくことで、その一つの記事の上位表示を目指してアクセス数を増やし、同時にサイト全体の情報量(ページ数)を増やしてネット上での評価を高めるのです。
ブログの書き方や情報量、細かなSEO対策にはコツはありますが、難しいものではなく、誰にでもできるものです。
継続的に、お客様にとって必要な情報発信をすることで、既存のお客様からのアクセスを獲得しつつ、新しいお客様のアクセスも獲得していこうというもので、時間はかかりますが優良なアクセスが着実に増えていきます。
さらに、この取組みを集客の「仕組み」とすることで、広告や販売促進の費用を削減させることもできるようになります(完全に自社で行えるようになれば費用はゼロ円に!)。
最後にもう一度繰り返しますが、アクセスを増やすには、まず「目的」を明確にすること、誰の何のための事業、商品・サービスであるのかを明確にする、これが方法やテクニック以前に必要なことです。