最近お手伝いをすることになった会社のお話ですが、これも本当に多い事例なので紹介をします。
結論から言いますと、この会社はリスティング広告でホームページを運用していたのですが、「解析」をまったく行っていなかったので、かなりの費用を無駄にしていたのです。
この会社はホームページを集客目的で制作し、その制作会社にリスティング広告を依頼して実施していました。
リスティング広告とは、インターネットであるキーワードで検索をした際に表示される広告で、検索連動型広告と言われるものです。
集客目的でリスティング広告をすること自体は問題はありませんが、ホームページを使った広告活動は他の媒体広告と違い、その反響が計れるところに最大のメリットがあるのですが、それを全くしていなかったために、せっかくお金をかけていても中々結果を出すことができませんでした。
リスティング広告自体、広告主が予算に応じた出稿ができ、どのキーワードにどれだけの費用をかけるのかも決められることができます。
つまり、この「解析」をキチンと行っていれば、有効なキーワードを見つけることができ、自ら費用対効果を高めることが可能なのです。
誤解があってはいけませんのでお伝えしておきますが、例えば「解析」をすることで1日で劇的に結果が変わるということはありませんし、有効なキーワードや手段を見つけるには時間がかかります。
また、最終的に売上につながったかどうかはお客様にキチンと確認をしなければいけませんし、そこまでが「解析」だと認識をしないといけません。
何事もそうですが、「楽して儲かる」ということはありませんから、この「解析」も手間がかかる作業です。
でも、繰り返しますが、他の媒体広告(印刷物、電波)では多額の費用がかかることもあり実質的に不可能なこの「解析」を唯一行えるのはインターネット、ホームページを使った取組みです。
実はこの制作会社でもホームページの「解析」ができるような仕組みにはなっていたのですが、なぜかまったく解析をしておらず、この会社にも広告の結果だけしか伝えていなかったのです。
なぜこの制作会社が解析をしなかったのかはわかりませんが、よくある理由としては、「マーケティング」の理解が無く、ただ単に広告を「言われた通り」に、機械的に行うことしかできなかった、というものです。
広告というのはマーケティングの取組みの中の一つであり、顧客との接点やコミュニケーションを創造するための一つの手段ですから、しっかりとその目的を持って取り組まなければならないのです。
しかし、広告という取組み自体は広告代理店や制作会社に依頼すれば、目的がなくても実施できます。
ですから、外部に依頼する場合は事前にマーケティングについての理解があるのかを確認する必要があります。
確認と言っても問いただすということではなく、広告あるいは制作するホームページを完成後どのように運用していくのかを提案してもらえばいいのです。
そこで何も出てこない、出てきても「ご指示通りにします」という内容のないものであればやめておいた方が賢明です。
また、この解析もリスティング広告も、ホームページを使った取組みは基本的に自分達でできるので、それら取組みを他人任せにせず、自分達でコントロールできるようにすることが大切です。
ただし、社長がそれをやるわけにはいきませんし、専属のスタッフを雇ってはコストがかかり過ぎますから、自分達でコントロールできるシステムを持ったホームページを作り、実際に運用する中で自分達のものにしてしまう、ということが必要です。
TAOの「ワークページ」は、まさにこのシステムを持ったホームページであり取組みです。
自分達でホームページの解析をすることで、費用対効果の高い広告がうてるようになるだけでなく、ライバルに勝つためのマーケティングができるようになるのです。
まずは、「解析」を始めて下さい。
方法がわからない場合は、まず無料で受けられる「WEBサイト無料診断」を申し込んで頂ければ、現在のホームページの状況から今後どのように取組んでいけばいいのかまでをアドバイス致します。